独学で資格取得!書店で選ぶべき参考書とは?

独学で資格取得を目指す方、多いのではないでしょうか。書店に足を運ぶと、様々な資格に対応した参考書が並んでいますよね。どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。今回は、私がこれまで多くの資格を独学で取得した経験から、書店で選ぶべき参考書について解説していきます。

基本テキストの選び方

「入門」や「マンガでわかる」は本当に役立つ?

書店には、「入門」や「マンガでわかる」といった言葉が書かれた参考書がたくさん並んでいます。これらの本は、その資格の全体像を掴むには良いかもしれませんが、試験合格に必要な全ての知識を網羅しているとは限りません。

「入門」と書かれた本

「入門」と書かれた本は、その資格の仕事内容や魅力、資格取得後のキャリアパスなど、資格取得のモチベーションを高めるような情報が詳しく書かれていることが多いです。そのため、資格について概要を掴みたいという方にはおすすめです。

しかし、試験に出るような詳細な知識や、問題演習は不足している場合が多いです。本格的に試験対策をする際には、別の参考書も併用することをおすすめします。

「マンガでわかる」と書かれた本

「マンガでわかる」と書かれた本は、難しい専門用語をイラストで表現しているため、初心者でもイメージを掴みやすく、入門書としては最適です。図解やストーリーを用いて内容を分かりやすく説明しているため、楽しく学習を進めることができます。

ただし、試験に出るすべての範囲を網羅しているとは限らず、問題演習も少ないことが多いです。そのため、資格試験対策のメイン教材としては不十分です。全体像を把握し、学習意欲を高めるための補助教材として活用するのがおすすめです。

参考書は図解が多いものを選ぶべし!

資格試験の勉強では、図解が非常に役立ちます。図解があると、文章だけでは理解しにくい内容も、視覚的に捉えることができるため、記憶に残りやすくなります。

  • 図解は、複雑な仕組みや概念を簡潔に表現できる
  • 図解を見ることで、全体像を把握しやすくなる
  • 図解は、記憶に残る

ただし、かわいいイラストばかりの本を選ぶのではなく、内容が正確に、そして分かりやすく図解されているかを確認することが大切です。

問題集の選び方

基本テキストで知識を身につけた後は、問題集で理解度を測ることが重要です。また、過去に出題された問題を解くことで、試験の傾向や出題頻度を把握することができます。問題集を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

解答の解説が丁寧なものを選ぶ

例えば、5肢択一形式の問題についてその解答解説ページを見たとき、正解の選択肢には解説が掲載されている一方で、不正解の選択肢については説明がない問題集があります。 資格試験では、その選択肢が「正解である理由」と同じくらい「間違いである理由」をしっかり理解することが大事です。できるだけ全ての選択肢解説が掲載されているような問題集を選びましょう。

最初は肢別問題集から挑戦してみる

肢別問題集とは、一問一答形式で「〇」か「×」を選ぶ問題集のこと。つまり、一つの選択肢に対して、それが正しいか間違っているかを判断する問題が並んでいます。

いきなり本試験のような複雑な問題を解くのは、少しハードルが高いですよね。でも、肢別問題集なら、一つ一つの選択肢に集中して、基礎知識を確実に定着させることができます。まるで、クイズを解くように気軽に勉強を進められるので、飽きずに続けられます。

肢別問題集は、短時間で効率よく学習できるのも大きなメリット。スキマ時間を使って少しずつ進めることもできます。

基本テキスト・問題集共通の注意点

参考書を選ぶ際は、最新の法改正に対応しているか確認することが大切です。 法律は頻繁に改正されるため、古い書籍では情報が古くなっている可能性があります。書店で複数の書籍を見比べる際は、奥付の発行年月日を確認し、できるだけ新しいものを選びましょう。

まとめ

  • 基本テキストの選び方
    メイン教材は図解が豊富で、詳細な解説がある参考書を選びましょう。 「入門」や「マンガでわかる」といった本は、全体像を把握するための補助教材として活用すると良いでしょう。
  • 問題集の選び方
    問題集は、解答の解説が丁寧なものを選びましょう。 特に、間違えた問題の解説は、理解を深める上で重要です。最初は肢別問題集から始めるのもおすすめです。 一問一答形式で基礎知識を固めることができます。


参考書選びは、あくまでもスタート地点です。選んだ参考書をしっかりと読み込み、問題を解くことで、初めて資格取得に近づけます。諦めずに努力を続けましょう。

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